無視しちゃうおばあちゃん

とっても嬉しかったことがあったのです。
【無視しちゃうおばあちゃん】の
お話をさせてください
古い集合住宅の我が家には
老若男女、国籍もバラバラ
さまざまな人たちが暮らしています。
下の階のおじいちゃんおばあちゃんには
孫とひ孫だ!ととても可愛がって頂いたり、
なんと、親友たちがすぐ側に住んでいる。
住宅環境に恵まれず、息子が産まれてから何回も引っ越しをしてきたので、やっと安心出来る環境にほっとしながら生活しています。
そんな私のパラダイスの同じ塔には
【無視しちゃうおばあちゃん】が住んでいます。
そのおばあちゃんはどんなに暑い日でも
マスクをしてずっと草むしりをしています。
引っ越ししてきて挨拶をしても、
可憐に無視をされて早、2年。
最初は聞こえてないのかな?と思ったけれど、
やっぱり無視するのです。
子供にも無視するなんて
と、私も挨拶するの辞めようかなと思ったのですが、
いっそのことめちゃくちゃ元気よく挨拶だけはしよう!!!!!
と決めて、
時が経ちます。
息子もめげずに挨拶をします。
その無視しちゃうおばあちゃんには、
あるとき、何か事情があるのかもしれないと思ったのです。
想像だからわからないけれど、
なにか理由があるのかもしれない!
挨拶されるのが嫌なのは過去に何か大きな悲しみを背負ってるかもしれないし、身元がバレてはだめな理由もあるかもしれない。
わからないけれど、
毎日毎日どんな日でも草むしりをし続けるんだもの、
きっと悪い人じゃないと信じたかった。
最近は
『いつも暑い中ありがとうございます』と自転車ですれ違う時に伝えていました。もちろん無視されるけど。
そんなこんなな日々でしたが、
先日、窓から登校する我が子を見送るためにベランダに出たら…!!!!!
無視しちゃうおばあちゃんが、
なんと、息子に手を振っていたのです
えーー!!!!!
そんな衝撃があったのですが、
なんとなんと今朝、
ゴミ捨て場で遭遇したら、
『置いといて良いよ!』
『あ、ありがとうございます!おはようございます!』
『開けといていいよ。(ゴミ捨て場のフェンス)』
『わ!ありがとうございます!あの、本当いつも暑い中ありがとうございます!!!!!あの、とにかくお身体気をつけて下さいね、暑いですから!!ありがとうございます!』
←これ以上緊張して、言えなかった。
無視しちゃうおばあちゃんが、
そのとき、ニコッと笑ったのです!!!!!!
えぇぇぇ!!!!!笑った
優しい目だった。
そういえばいつもマスクしてるし、
ソッポ向いちゃうから
お顔を知らなかったけど、
優しかった。目が。
私は、もう、朝から、じーんとしちゃって
嬉しくて嬉しくて、お仕事へ向かいました。
無視しちゃうおばあちゃんという名前は
無視するおばあちゃんというのが嫌で
息子にそう言っていました。
無視しちゃうのもきっと何かあるんだと思うから。
信じて良かった…
おばあちゃんと
自分自身を。
アーユルヴェーダのお話ではありませんが、
どうしても残したくて